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市長コラム「市長雑感」令和3年10月

ページID:0001465 更新日:2023年11月27日更新 印刷ページ表示

 令和3年7月23日に開会された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が令和3年9月5日に閉会し、全ての日程が終了しました。コロナ禍ということで開催の是非が問われていましたが、私はオリンピアン、パラリンピアンの皆さんから多くのメッセージを頂いたと思っています。オリンピックでの日本選手の活躍には大変感銘を受け、これまでの努力の賜物と、惜しみない称賛の拍手を送りました。そして、日頃見る機会の少ないパラリンピアンの皆さんが競技する姿には、とても感激して涙まで出てきました。
 パラリンピックの父であるルートヴィヒ・グットマン博士の言葉で「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」という言葉があるそうです。選手の皆さんは、まさしくこの言葉を体現していたと思います。障がいを乗り越え、日々支えてくれる方々に感謝しながら、ひたむきに努力し結果を示す姿に、ものすごく大きな勇気をいただきました。大会を通じて、「共生社会」という考え方を多くの方々に理解していただけたのではないでしょうか。滝川市でも、パラリンピックのホストタウンとして、アルゼンチンパラカヌーチームのルーカス選手とエミリオ選手が事前合宿を行う予定でしたが、コロナ禍ということで残念ながら中止となってしまいました。選手にはオンラインで江部乙小学校の子ども達と交流をしていただき、競技当日は特別中継を見ながらリモート応援をしました。惜しくも入賞はなりませんでしたが、最後まで諦めない姿は子ども達にも多くのことを教えてくれたと思います。
 これからもアルゼンチンパラカヌーチームの皆さんと交流を続け、滝川市でも共生社会についての理解が深まっていってほしいと思っています。

広報たきかわ10月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。