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市民の皆様には、健やかに新年を迎えられたことと拝察しております。
今年の三が日は穏やかな気候でしたので、一年がこのように穏やかなままであるようにと願い、正月休みを過ごさせていただきました。道内では大晦日の夜からおせち料理を食べることは当たり前ですが、我が家には少し変わった習わしがあり、おせち料理を食べる前に年取りの神様をお迎えするのです。家族みんなで外へ出て、東の空へ手を合わせて拝み、扇子の上に神様をいただき神棚へとお運びして、七日間お守りします。代々行ってきたものなので、神聖な気持ちで新年を迎えるために欠かすことのできない行事となっています。
今年から市の年末年始の休日が変更となり、仕事始めは4日からと国や道をはじめとした各機関と合わせることになりました。また、4年前からは滝川商工会議所などと合同で開催している新年交礼会の開始時刻を、朝11時00分から夕方5時00分に変更していただきました。どちらもおおむね好評のようです。古くから行われてきたことには意味や意義があったりします。それらを大切にしながらも、これまでの延長線上だけで物事を進めるのではなく、時代に即した改革も必要であると私は考えます。
今年は、職員と意識改革を行いながら信頼される市役所づくりを目指し、まちづくりにおいては人口減少、少子高齢化を見据えこれまでの計画に対する改革が必要であろうと考えております。本年一年、市民の皆様には改めて市政へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
広報たきかわ2月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。