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今年も穏やかな年明けと思いきや、元旦からの火災発生。亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、防火・防災をはじめ、市民の皆様の安全・安心のまちづくりに一層努力せねばと誓う一年のスタートでした。
昨年の暮れに滝川国際交流協会主催の「国際田園都市TAKIKAWAの20年後」というプレゼンテーションコンテストが行われました。市内の中・高校生14チームが参加され、滝川市の20年後の未来を考えた発表は甲乙つけがたいすばらしい内容でした。みずからの故郷を直視し、そこにある素材に着目し、それをどのように伸ばすことによって地域の活性化につなげるかとの理論構成は見事なもので、私にとってはうなずくことも多く、叱咤激励を受けているように感じました。
今まさに地方創生。滝川市が策定した総合戦略を実行していくスタートの年です。この時代を担っている私たちが、臆することなく、ひるむことなく果敢に挑戦をし、この生徒たちに誇りを持っていただけるまちづくりを行わなければならないと考えております。
正月恒例の箱根駅伝。帝京大学の10区の走者は、滝川西高等学校出身の島口君でした。滝川には誇れる子どもたちが大勢いてとても頼もしく思います。
今年は申年の中でも丙申。この年は形がはっきりとし、固まっていく年、つまり頑張ってきた人の努力が形になっていく年だそうです。市民の皆様とともに歩んできた努力が、成果となって表れる市政を推進してまいります。
広報たきかわ2月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。