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市民の皆さんこんにちは。2期目となって初めての市長コラムです。これからはたびたび、その時に思ったことを書かせていただく予定ですので、よろしくお願いします。
先日、本市で撮影が行われました短編映画「シャッター×シャッター」の完成披露試写会が行われました。明苑中学校出身の中鉢貴啓監督が、絵本作家のそらさんと組んで作られた作品で、架空の主人公が実在する店や街を背景に、シャッターアートを通じて自分が住む街への思いを考えるという内容です。
監督が住んでいた時代のにぎわいのある商店街をという願いが込められた作品で「シャッター×シャッターを応援する会」を組織した若い方々の応援もありました。昔住んでいたふるさと滝川への監督の思いに共感し、自分たちが厳しい現状を変える何かを始めるのだと考え、行動を起こす若い方々に感動しました。
今、地方創生ということで滝川版の総合戦略を策定し国に提出する準備を進めています。日本中の自治体が地域の生き残りをかけて20年後、30年後へ向けての計画を作るものであります。これからタウンミーティングなどで市民の皆さんからのお知恵も頂く予定ですが、完成した戦略を実行していくのは市役所だけではなく市民の皆さん全ての力が必要であります。
この短編映画に込められた若い方々の情熱のように、みずからの力で新しい滝川を創るのだという思いを市民の皆さんと共有させていただければと思っています。
なでしこジャパンの準優勝すばらしかったです。「最後まであきらめない」その姿に感動し教えられました。
広報たきかわ8月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。