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『人格の優れた立派な人物が多くいる様子。』
全国市長会という組織があります。全国812の市長・特別区の区長で構成されています。過日、年1回の総会が開催され出席してきました。各自治体の現場の声を集めて、国にお願いをする会ですから、かなりの激論にもなります。激しい意見の交換を見ているとまさしく「多士済済」。全国にはいろいろな首長さんがいるものと感心しました。今回は「国と地方の関係のあり方」に議論が集中していました。
さまざまな分科会やフォーラムがある中で、私の出身大学の市長会というものもありました。48人の市長と大学関係者との懇談会でした。北海道は私一人で、名刺交換をさせていただくと、なじみのない市の方が多く、特産物をお聞きすると「何もないのが特徴で、強いて言えばお米かな」と言うのです。それからおのおののまちのお米のうまさ自慢が始まり、盛り上がりました。やはり日本は米の国ですね。
滝川市の自慢をしてきました。「菜の花」「グライダー」「ジンギスカン」「農産物」。「そらぷちキッズキャンプ」の話題に触れると、数人の市長さんがそのことを知っておられ大変驚きました。「期待しているし応援するよ」とも言っていただき、喜びと共にアジアで初めての施設を大切にしなければと思いました。
市としては、さまざまな施策を通じて、高齢者の皆さんや難病の子どもたち、障がい者の皆さんにやさしいまちづくりを目指しています。やがてその中から、人を思いやる心、やさしい心が育まれればと願っています。
そして、まち自慢にもう一つ付け加えたいです。「やさしい心の市民がいっぱいいるまち」だと。
広報たきかわ7月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。