本文
『初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。』
純-ひたむきに
北海道日本ハムファイターズの2013年チームスローガンです。
2月9日・10日の両日、友好親善都市である沖縄県名護市を訪問しました。目的は、北海道移転10周年を迎えた北海道日本ハムファイターズが地域を応援する「179市町村応援大使」制度を創設され、幸運にも我が滝川市がその初年度の一つに選ばれ、乾真大・斎藤佑樹両投手が大使に就任されましたので、市民の皆さんを代表してお礼と記念品の贈呈を行うためでした。貴重な練習時間を割いて面会していただいたお二人は、礼儀正しくさわやかな若者でした。本当にすばらしいお二人と出会えたことをうれしく思いました。滝川の野球少年たちの応援の寄せ書きに感激され、子どもたちに夢を与え続けるプレーに努力するとともに、少しでも地域に貢献できるよう頑張りますというお言葉もいただきました。前日の夜の地元主催の「ファンの集い」は千人のファンで会場はにぎわい、名護市の街をあげての支援の姿に感銘しました。プロ野球のキャンプそのものに触れるのは初めてでしたが、真剣に野球に取り組む姿勢がひしひしと伝わって来ました。優れた能力と並々ならぬ努力をもってしても、活躍を注目してもらえる選手は一握りだと思うと、プロの厳しさも感じました。夢をかなえる、初心を貫くには強い意志が必要です。一流選手として活躍されているお二人に「強い心」を見ました。
私は生まれ育ったふるさとを少しでも良くしたいという思いでまちづくりに参画し、現在に至りました。そのひたむきな思いを今も持ち続けています。これからもその初心を大切に、市民の皆さんと共に歩みを進めたいと思っています。
広報たきかわ3月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。