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『根気よく努力し続ければ、ついには成功するというたとえ。』
10月の初めに、姉妹都市であるアメリカのスプリングフィールド市を訪問させていただきました。この度、國學院大學北海道短期大学部とスプリングフィールド大学が教育連携を行うこととなり、その署名のために田村弘学長をはじめとする訪問団の皆さんと共に訪れたのです。スプリングフィールド大学は、スポーツ関連の学部で全米でも有名な大学であり、國學院大學北海道短期大学部側からは、英語研修と健康体育研修の学生12人も同行しました。スプリングフィールド市長も出席した調印式はすばらしい雰囲気で、今後の両校の交流に期待が持たれ、またその交流を通じて、國學院大學北海道短期大学部の新しい魅力が生まれればと思います。スプリングフィールド市と滝川市の交流も、これで20年目を迎えました。ジュニア大使や滝川西高等学校の短期留学などで、これまでに500人を超える相互交流がありました。
教育や人材育成の面で成果を収めており、この交流への参加をきっかけに、将来を描いた子どもたちもいました。20年間の小さな積み重ねが転換期を迎え、新たな交流でさらに両市の関係が深まります。近隣諸国との関係が難しい今、海外にしっかりとした視野を持ち、自国の文化を正しく理解した自分の足で立てる若者が望まれています。小さな交流から巣立った子どもたちに、大きな夢を叶えてほしいものです。
もう一つ、滝川吹奏楽団が全日本吹奏楽コンクール出場の夢を果たしました。結成から41年。地道な活動とたゆみない努力が認められたご褒美です。滝川吹奏楽団ガンバレ。
広報たきかわ11月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。