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『共通の目的のために心を一つにすること。』
雪、また雪と、今年の大雪には市民の皆さんもお困りのことと思います。市としても市民の皆さんの生活に支障が起きないように除排雪をはじめ、精一杯の対応をさせていただいておりますので、ぜひともご理解とご協力をお願いします。
そのような中でしたが、1月27日から友好親善都市である沖縄県名護市の第50回となる「名護さくら祭り」に市民訪問団の皆さんとともに参加してまいりました。昨年の塩害により二分咲きではありましたが、寒緋桜(かんひざくら)はとても美しく、一足早い春を感じさせていただきました。名護市の稲嶺(いなみね)市長さんともこれからの両市についての意見交換をし、これまでのJC(青年会議所)の児童交歓事業から始まったさまざまな交流をさらに深め、経済や観光はもとより、災害時の協力体制も考えていこうということになりました。
「一徳一心」。北と南に離れた友好親善都市の関係をより有益なものに変えていきます。
最後に私事ですが、母が亡くなりました。
母が好きだった詩です。
念ずれば花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたびに
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった【坂村真民(しんみん)作「念ずれば花ひらく」】
広報たきかわ3月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。