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市長コラム「一竜一猪」

ページID:0001407 更新日:2023年11月27日更新 印刷ページ表示

一竜一猪(いちりょういっちょ)

『努力して学ぶ者と怠けて学ばない者との間では極めて大きな賢愚の差ができることのたとえ。』

 私は子どものころから「お正月」が好きでした。たった数時間の経過なのに、元旦の朝の引き締まった気持ちは今も同じです。何かが変わり新しい物が生まれるという期待感が湧いてきます。本年を市民の皆さまとともに、希望の持てる新しい何かを「興す年」にしたいと思っています。
 私のお正月はラジオ体操から始まりました。誠にすがすがしい気持ちで運動をさせていただいた後に、心まで温まる甘酒。そして初詣。
 2日と3日は箱根駅伝の応援でした。昨年この地で夏季合宿を行っていただいた國學院大學チームの応援に、肩が凝ってしまう程気合いが入ってしまいました。大正9年から始まり本年で第88回となった大会ですが、数々のドラマが生まれてきました。昨年コースを間違えるというドラマを作った寺田君も5区で大活躍し、チームは10位となり2年連続のシード権を獲得しました。
 倒れこむ選手、泣き出す選手、各々の青春が映し出されていました。努力した結果をさわやかに受けとめている姿がありました。私は、結果ではなく努力したこと、努力しようと思う心に価値があると思います。
 國學院大學チームの皆さんは、「襷」に大学の名誉や自分たちの絆という想いの他に、合宿地である滝川市民の願いも一緒に繋いでくださったと思っています。私たちも未来の子どもたちへまちづくりという「襷」をしっかりと繋ぐことができるように精一杯の努力を続けなければと思います。
 今年もまた、國學院大學チームには合宿に来ていただきたいものです。

広報たきかわ2月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。