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市長コラム「一期一会」

ページID:0001402 更新日:2023年11月27日更新 印刷ページ表示

いちごいちえ

『茶の湯で、茶会は毎回、一生に一度だという思いをこめて、主客とも誠心誠意、真剣に行うべきことを説いた語。』

一期一会 ・・・ 茶の湯で、茶会は毎回、一生に一度だという思いをこめて、主客とも誠心誠意、真剣に行うべきことを説いた語

 菜の花まつりが、約33,000人のお客様を迎えて終了しました。今年は天候不順で寒い日が続き、農作業が遅れてしまうという状況で、菜の花の開花も遅れてしまいました。開催日早々にお越し頂いた方々には、誠に申し訳なかったと思っています。開催日を延長して6月5日まで行われましたが、後半には見事な景色が広がり、大勢のお客様に喜んで頂けたのではないかと思います。実行委員会の皆様には、大変な思いで運営をして頂きましたことに心から感謝と御礼を申し上げます。
 今回から札幌の金井先生デザインによるグッズも製作され、「幸せ色の丘」のネーミング等々、新たなる発展に期待を寄せています。
 菜の花は連作ができず、同じ畑では4~5年後にしか栽培できません。今回の風景は今年限りで、来年は違う角度からの新しい黄色の世界が広がるのです。今年の「幸せ色の丘」との出会いはまさに「一期一会」であります。
 今、数多くの会合にご案内をいただき、過日は宗家をお招きした素晴らしい茶会の席にも出席させて頂きました。「一期一会」は茶道の心得を表した言葉であります。生涯に一度だけと考えて常に誠を尽くすべきということであります。人と人との出会いも同じであり、そのひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと考えています。来年の「菜の花まつり」にもまた多くの出会いが生まれ、「幸せ色の丘」は美しい出会いの花が咲き乱れることでしょう。

広報たきかわ7月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。