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市長コラム「万里一空」

ページID:0001398 更新日:2023年11月27日更新 印刷ページ表示

ばんりいっくう

『常に自らを見失わず、冷静な気持ちで物事にあたる。一つの目標に向かってたゆまず努力を続ける。』

 「万里一空」。これは、琴奨菊関が大関に昇進した伝達式での口上です。久々の日本人の大関誕生に期待が寄せられています。
 さて、わが街の観光大使である横綱白鵬関は、見事20回目の優勝を決められ、10月8日・9日の2日間来滝されました。今回は、春に田植えをされた稲を刈っていただきましたが、びっしりと詰まった穂の感触を喜んでおられました。そして、いよいよ「白鵬米」の全国発売が決定しました。中身は特選の「ななつぼし」です。滝川産のお米のおいしさを「白鵬米」というブランドで知っていただく事と併せて、滝川産の農畜産物のすばらしさが全国に知れ渡る事を期待してやみません。横綱の粘り強さは、滝川産のお米の粘りのおかげと思っていただければうれしいですね。
 今は実りの秋とともに、芸術の秋でもあります。さまざまな大会や発表会が開催されています。民謡で全道優勝された方がおられたり、書道や生け花の展覧会もいくつも催されたり、滝川の文化の幅広さを感じます。先日、市内の高校の定期演奏会も大変楽しませていただきました。演奏も然ることながら、部員の生徒一人一人が、聴衆の皆さんに楽しんでいただこうと、工夫し努力している姿、そして自らも楽しんでいる姿に感心しました。ステージと観客が一体となった心に残る演奏会でした。しっかりと自分たちの目標を定め、仲間との絆で目指した経験は、これからいつか新しい目的に向かう時、常に自分をしっかりと見つめ、自分を見失うことなく努力する力になると信じています。

広報たきかわ11月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。