ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長の部屋 > 市長コラム「市長雑感」令和5年2月

本文

市長コラム「市長雑感」令和5年2月

ページID:0001397 更新日:2023年11月27日更新 印刷ページ表示

 新年を迎え、いよいよ令和5年も始まりましたが、市民の皆様はお正月をいかがお過ごしになったでしょうか。お仕事のためゆっくりできなかったり、寝正月だったりとさまざまであったと思います。私は、神社の元旦祭で参拝のあとは、三が日をゆっくりと過ごさせていただきました。おせちも満喫しましたが、大晦日から食べていたため、また来客もありましたので、その後はおせちに加えジンギスカンを食べることになりました。1日目は部屋の中で、2日目は外の雪山の中で焼きました。東京からの来客は大喜びで、冬の屋外でのジンギスカンはなかなかオツなものでした。
 それにしても、滝川市民にとって味付ジンギスカンはソウルフードであり、今まで生きてきた節々を思い返すと、常に共にあったんだろうと改めて実感しました。運動会や海水浴と、私がそうだったように、仲間や家族と楽しく食事をするときはいつもジンギスカンだったのではないでしょうか。
 もともと滝川には種羊場があり、羊毛をとるために飼われていた羊を、食肉として活用するために食べ方が工夫されたのが始まりで、滝川は味付ジンギスカン発祥の地となりました。マツオさんをはじめ企業の方々の努力もあり、その味が全道全国へと広まったことは大変喜ばしいことであります。
 生産を中止した「小林ジンギスカン」、「花尻ジンギスカン」が昨年、新たな経営者によって復活しました。故郷の味が引き継がれ守られたことにホッとしているところであります。原材料の高騰など厳しい環境下にあるとお聞きしていますが、滝川のソウルフードである味付ジンギスカンが多くの方々の舌を楽しませるよう、これからも市民の皆様と応援していきたいと思います。

広報たきかわ2023年2月号に掲載した内容と同様のものとなります。