本文
市民の皆さんは滝川市の国内における友好親善都市をご存じでしょうか。今回特集している栃木県栃木市と沖縄県名護市で、先般相次いで両市の市長がご来滝されました。
まず7月には、栃木市の大川市長と市議会議長にご来訪いただき、40年を迎えた両市の交流をさらに推進する確認書に調印をさせていただきました。栃木市は大変歴史のある街で、小江戸とも呼ばれ、古くからの蔵が多数並ぶ懐古的な街並みを味わえます。11月には江戸時代に創られた山車や人形山車が競い合うように繰り出す「とちぎ秋まつり」や栃木市各地区の産業が一堂に会する「栃木市の産業と物産展」が開催されますので、私も滝川市の物産PRを目的として訪問したいと考えております。
次に8月には、名護市の渡具知市長が名護の物産を道の駅たきかわなどでトップセールスするため、滝川市にお越しになりました。青年会議所の滝川児童名護派遣事業から始まった両市の交流も今年で47回となっております。NHKの朝ドラ「ちむどんどん」の舞台が名護市を含むやんばる地域ということもあり、市民の皆さんの関心も高く、予想を超える売り上げで大変喜んでおられました。また、名護市の皆さんは芸達者の方が多く、三線で沖縄民謡を演奏された際には、心に響いたのでしょう、涙を流して聴いている方もおられました。
来年からは、これまで途絶えていた職員交流の再開も予定しており、各々の街の良い所を手本に、市民サービスの向上に結び付けたいと考えています。また、両市ともすばらしい街ですので、市民の皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
市と市のみならず、市民同士の交流の輪が広がり、今後ますます両市との結び付きが深まることを願ってやみません。
広報たきかわ2022年10月号に掲載したものを一部修正しています。