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滝川農業塾第10期生研修の様子
滝川農業塾第10期生修了式および研修報告書 令和7年3月7日
令和7年3月7日に2年間の研修カリキュラムを終えた10期生の修了式および研修報告会を開催しました。
当日は農業関係機関・団体から多くの方々のご出席をいただき、塾長である前田市長から10期生それぞれに修了証書が手渡されました。
研修報告会では、塾生から農業塾での2年間の学びと今後の農業経営について経験をどのように活かしていくかなどの報告を行いました。
ステップアップ研修(米食味試験)令和6年11月15日
10期生はステップアップ研修を行いました。
5品種(高たんぱくゆめぴりか、低たんぱくゆめぴりか、ななつぼし、えみまる、そらきらり)を使用し、各水分量に応じた加水を行い、条件を合わせて炊飯。
品種を7つの選択肢から選び、5種類の米の食味について順位付けをし、参加者で共有をすることができました。
ステップアップ研修(指導農業士訪問) 令和6年7月8日
10期生は指導農業士訪問を行いました。
市内の指導農業士3名を訪問し、お話を聞かせていただきました。
法人化のメリット、水稲種子の栽培において注意している点や、指導農業士として塾生へのアドバイスなど、様々なお話を聞くことができ、塾生にとって大変有意義な研修となりました。
道外先進地視察研修 令和6年7月3日~7月5日
10期生は7月3日から7月5日の日程で道外先進地視察研修を行いました。
1日目は(有)ファーム・イン・ビレッジ(山形県)を訪問し、特別栽培米や自家製肥料についてお聞きしたのち、実際にほ場を見ながらご説明をいただきました。
1日でもはやく安心・安全なお米を消費者に届けたい一心で現在の手法を編み出した経過など、成功に至るまでの心構えについて伺いました。
2日目はJAみなみ魚沼青年部(新潟県)を訪問し、農業塾生と立場の近い若手農業者さんと意見交換を行ったのち、実際にほ場を見ながらご説明をいただきました。
農業に対する姿勢や、高温への対策などのお話を伺いました。
3日目は(有)神林カントリー農園(新潟県)を訪問し、乾田直播のメリットや、会社としての経営方法についてお聞きしたのち、実際にほ場を見ながらご説明をいただきました。
それぞれの研修先で塾生から多くの質問があり、いずれの研修先でも時間が足りないほどでした。塾生からは「道外先進地視察研修に行ってよかった。」と言ってもらうことができ、大変有意義な研修となりました。
ステップアップ研修(土の博物館土の館視察) 令和5年10月25日
10期生はステップアップ研修として土の博物館土の館(上富良野町)の視察を行いました。
土層標本を見ながら水稲ほ場での土づくり及び生産性向上につながる技術について学びました。
さらに農業機械による農業の歴史について説明を受け、過去に使われていたトラクターを見学しました。
「水稲」生育調査集合研修(第5回目) 令和5年9月4日
10期生は第5回目の水稲生育調査と不稔調査を行いました。
午前中の現地調査では、10株分の草丈、茎数を計測し、平方メートル当たり茎数の算出に加え、稈長調査、穂長調査も行い、収穫適期判定の参考にすることができました。
午後から行った稔実調査とは、株ごとの総籾(もみ)数と、そのうち実の入っていない不稔(ふねん)籾数を測定し、稔実歩合(実の入っている籾の割合)を算出し、今年の収量予測に活用するというものです。
調査の結果、不稔割合は中空知管内の平均値と同程度であり、品種によって異なりますが、おおむね10俵/10a前後の収量予測結果となりました。
道内先進地視察研修 令和5年8月30日~31日
10期生は8月30日から31日の日程で道内先進地視察研修を行いました。
1日目は小清水町農業協同組合(小清水町)を訪問し、小麦の収量・品質アップのために力を入れていることや、飲食店や加工業者とのつながりについてお話を伺いました。
2日目は前田農産(本別町)と藤田光輝氏(帯広市)を訪問しました。
前田農産では、経営での気を付けている点や電子レンジで調理可能なポップコーンについてお話を伺いました。ポップコーンファクトリーも見学させていただき、6次化についても学ぶことができました。
藤田光輝氏のもとでは家族経営のメリット・デメリット及び次年度に向けた土づくりについて詳細に教えていただきました。
いずれの視察先でも、熱心に話を聞き質問も行っており、大変有意義な視察研修となりました。
「水稲」生育調査集合研修(第4回目) 令和5年8月2日
10期生は第4回目の水稲生育調査を行いました。
今回は空知農業改良普及センターから高温・乾燥による作物への影響について座学の説明を受けた後、現地調査を行いました。
現地では雑草の発生が見られ、その対処方法などについても共有することができました。
「水稲」生育調査集合研修(第3回目) 令和5年7月18日
10期生は第3回目の水稲生育調査を行いました。
今回は、空知農業改良普及センターから出穂期の見方・主要病害虫について座学の説明を受けた後、現地調査を行いました。
病害虫の現地調査も行い、その対処方法などについても共有することができました。
「水稲」生育調査集合研修(第2回目) 令和5年7月4日
10期生は第2回目の水稲生育調査を行いました。
前回同様、空知農業改良普及センター中空知支所から土壌分析と幼穂形成期の見方・水管理について座学での説明を受けた後、移植前の土の乾燥具合による苗の生育の違いについて実験用の苗を用いて説明を受けました。
その後、実際に現地ほ場にて主茎を数本採取し、幼穂形成期を確認することができました。
現地調査では、雑草・病害虫の確認も行いました。
「水稲」生育調査集合研修(第1回目) 令和5年6月19日
10期生は水稲の生育調査を実施しました。
北海道立農業大学校の研修課題として、空知農業改良普及センター中空知支所の指導を受けながら、各自のほ場で水稲の生育調査に取り組んでいます。
第1回目の調査では、最初に生育調査に係る座学を行った後、各ほ場における現地調査を行いました。
初めに、各ほ場において平均的な10株を決め、株間、条間の計測を行いました。
その後、10株分の草丈、茎数を計測し、平方メートル当たり茎数を算出しました。
滝川農業塾第10期生入塾式 令和5年4月10日
令和5年4月10日に滝川農業塾第10期生の入塾式を行いました。
入塾式では、来賓の方々から激励のお言葉をいただいたほか、入塾する第10期生からは、農業塾での2年間の抱負などの発表がありました。
入塾式後はOb・Ogを含めて自治会を開催し、ステップアップ研修で学びたいことなどの確認を行いました。