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HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン

ページID:0014234 更新日:2025年1月28日更新 印刷ページ表示

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症とは

 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

HPVワクチンの定期接種について

対象者

定期接種対象者:小学6年生~高校1年生の年齢に相当する女性
 
標準的な接種時期:中学1年生相当の年齢の女性
 定期接種対象期間:高校1年生の年齢に相当する年度まで。ただし、平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性は、令和4年4月1日~令和7年3月31日までの間に1回以上接種している場合は、令和8年3月31日までとなる見通し。

●キャッチアップ接種対象者:平成9年4月2日~平成20年4月1日生れの女性
 キャッチアップ接種期間:令和7年3月31日まで。ただし、令和4年4月1日~令和7年3月31日までの間に1回以上接種している場合は、令和8年3月31日までとなる見通し。

接種費用

 無料 ※接種期間を過ぎた場合は有料になります。

接種回数・接種間隔

 ワクチンの種類により、接種回数・接種間隔が異なります。

2価ワクチン(サーバリックス) 

【接種回数】3回

【標準的な接種方法】1ヶ月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種

【上のとおり接種できない場合】
 1回目の接種から1か月以上の間隔をあけて2回目を接種し、1回目の接種から5か月以上かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をあけて3回目を接種
 (1年以内に3回の接種を完了することが望ましいとされています。)

4価ワクチン(ガーダシル) 

【接種回数】3回

【標準的な接種方法】2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種

【上のとおり接種できない場合】
 2回目の接種は1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて、3回目の接種は2回目接種から3か月以上の間隔をおいて接種することができます。(1年以内に3回の接種を完了することが望ましいとされています。)

9価ワクチン(シルガード9) 

≪15歳以上で1回目を接種する場合≫

【接種回数】3回

【標準的な接種方法】2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種

【上のとおり接種できない場合】
 2回目の接種は1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて、3回目の接種は2回目接種から3か月以上の間隔をおいて接種することができます。(1年以内に3回の接種を完了することが望ましいとされています。)

≪15歳未満で1回目を接種する場合≫

【接種回数】2回 ※15歳未満で1回目を接種する場合にも3回接種することは可能です。

【標準的な接種方法】1回接種後、6か月の間隔をおいて2回目を接種

※通常6か月~12か月の間隔をおいて接種しますが、6か月以上の間隔をおいて接種できない場合、2回目の接種は1回目の接種から少なくとも5か月以上の間隔をおいて接種することができます。(1年以内に接種を完了することが望ましいとされています。)

※5か月未満で2回目を接種した場合には、3回目の接種を実施します。

2価・4価ワクチンと9価ワクチンの交互接種について

 HPVワクチンは、同じ種類のワクチンで接種を完了することが原則ですが、2価または4価ワクチンを用いて1回または2回接種した方が、9価ワクチンにより残りの回数の接種を行う接種方法(交互接種)についても、安全性と免疫原性が一定程度明らかになっていることや海外での取扱いを踏まえ、適切な情報提供に基づき、医師と被接種者等がよく相談した上であれば、実施して差し支えありません。

接種場所

 接種場所は、「令和6年度 滝川市の予防接種について」ページの定期予防接種 実施医療機関一覧をご確認ください。ワクチンの種類により、実施医療機関が異なります。

持ち物

 母子手帳 ※予診票は実施医療機関にあります。

HPVワクチンの接種による効果と副反応

効果

 HPVワクチンについては世界保健機関(WHO)が接種を推奨し、多くの先進国では公的接種されています。
 2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がん全体の50~70%の原因とされる2種類(16型・18型)のヒトパピローマウイルス(HPV)に予防効果があります。
 9価ワクチン(シルガード9)は、HPV16型と18型に加え、ほかの5種類(31型、33型、45型、52型、58型)のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

副反応

 HPVワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。
 詳しくは、厚生労働省ホームページの「HPVワクチンに関するQ&A HPVワクチン接種後に副反応はありますか?<外部リンク>」をご確認ください。

市外で接種を希望される場合

 キャッチアップ接種対象者で、滝川市に住民票のある方が市外での予防接種を希望される場合は、事前に申請手続きが必要です。
 詳しくは、滝川市保健センター健康づくり課までお問い合わせください。
 電話番号:0125-24-5256

HPVに関する情報まとめ ~厚生労働省ホームページ~

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~<外部リンク>

HPVワクチンに関するQ&A<外部リンク>

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について<外部リンク>