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来年度から始まる誰でも通園制度について、この事業はこども家庭庁から令和8年度より実施するように各自治体に通知があったものと認識してきます。
こども家庭庁のホームページでは、「0歳6ヶ月から満3歳未満の未就園児が月一定時間まで保育所などで過ごせる」「子育て家庭への支援を強化するもの」「子育ての孤独感を軽減し、保護者の心理的な負担を減らすことで、親子関係の良好化を目指す」との記載があり、子育てをしている私も大変期待していました。
しかしながら広報で内容を確認してみると、滝川市では誰でも通園制度を利用できる対象年齢は1歳からと記載がありました。1歳というと、従来の一時保育の対象年齢と同じです。国の言う、親の就労に関わらず生後6ヶ月から利用できるというところと相反しています。
乳児を育てる親の中には、実家が遠く、頼れる人がいないという人もいます。特に乳児となると、ファミサポさんではなくて、認可保育園の保育士さんに預けたいと希望する親も多いと思います。乳児期の子育ては大変孤独であったり時間に追われたり心身ともに疲弊することが多い、預け先がないため、病院を受診することや、冠婚葬祭に出席することをためらったり、リフレッシュで美容室に行くこともできません。
他自治体では生後6ヶ月から利用できるところも多いです。
今後対象年齢を生後6ヶ月からにすることを検討していただけないでしょうか?
また保護者の負担軽減という面で、1歳以上のお子さんへの給食提供を希望します。
朝からお弁当を作り持たせて、布団や着替え、水筒などを持って送り届けることになるとおもいますが、せっかく保育所に併設されているのですから、保護者負担軽減という観点からもう少し保護者に寄り添った内容となってもいいと思います。
せっかく始めた事業なのに利用する側からすると制度を利用しにくいように感じます。
そもそも従来あった一時保育と値段と利用時間意外あまり変わりません。多少お金を出しても預けたいというニーズはあるはずです。
この度はこども誰でも通園制度に関してご意見を賜りありがとうございます。
令和8年度から全国の市区町村において本制度を実施するにあたり、当市においては円滑な事業実施を行うため、本年10月より先行して事業をスタートいたしました。
当市でのこども誰でも通園制度の実施にあたりましては、滝川市内で保育所を運営しております滝川市社会福祉事業団と協議し、一の坂保育所で実施しております一時的保育事業で定める定員の範囲内でこども誰でも通園制度を実施頂いております。
ご意見のございました、こども誰でも通園制度を利用できる年齢及び利用時における給食の提供につきましては、こども誰でも通園制度を実施する施設において受入する年齢や給食の提供の有無など事業内容に裁量をもつことができるものとなっており、一の坂保育所においては、一時的保育事業で定める定員の中で実施することから1歳以上の受け入れとしております。また、給食の提供に関しましては、保護者の方の負担軽減になることや利用するお子様にとっても家族以外の保育士や同年代のこども達と食事を楽しむことが出来る貴重な機会になると認識しております。
しかしながら、多様なお子様に給食を提供することは、個々の離乳食の進み具合や、アレルギー対応による食事制限など、きめ細やかな対応が必要になるため、安全面を考慮し給食提供は行わない形で事業をスタートすることといたしました。
また、当市の広報及びホームページにつきましては、こども誰でも通園制度を利用されるお子様が0歳6か月になられた時点で市の利用認定を受けたとしても、実際に施設を利用できる年齢が1歳以上に限られることを踏まえ、実施施設に合わせて1歳以上として記載しております。
令和8年度からの本格実施にあたりましては、先行して実施した結果も踏まえ、国の通知にあります0歳6か月からの利用受入及び給食提供を事業者と検討していくこととしておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
子育て応援課(電話:0125-28-8025)
令和7年10月8日