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市民の声-「学校の外壁や設備、備品を整備してほしい」(2025年7月30日受付)

ページID:0021840 更新日:2025年9月24日更新 印刷ページ表示

内容

 ある中学校は、外壁の塗装は剥がれ、正面の玄関回りや石段も破損しております。
学校環境が青少年の育成に与える影響は、学校が物理的に劣化した状態である場合、古さとともに陰鬱なイメージを与え、生徒の学習意欲を低下させ、学力向上を妨げる恐れがあり、生徒達の心身の健康にも悪影響を及ぼすような気がします。また、精神的なストレスも生じやすく、不登校や非行の遠因になることも心配です。

 割れ窓理論などにも言われるように「1枚の割れた窓が修理されずに放置されていると、その建物が誰にも注意されていないという象徴になり、他の窓も次々に割られそして、ゴミは捨てられ、やがて地域の環境が悪化して凶悪な犯罪が多発するようになる」これを極論と取られるかはわかりませんが、生徒の自己肯定感を低下させる可能性もあり、母校への愛着心を育むこともできないかもしれません。

 さらに学校は、地域社会における重要な拠点です。財政の良否ではなく、優先的な課題として見た目がボロボロだと地域のイメージを悪化させ、地域社会との関わりを希薄にする一因となり得ることから、せめて外装や、著しく劣化が進んでいる設備や備品などを整えてほしいです。

回答

 滝川市内には多くの公共施設が存在し、経年に伴い、劣化が進んでいる施設もみられるところです。
 ご承知いただいていますとおり、本市は大変厳しい財政状況にありますが、数ある公共施設の中でも、未来ある子どもたちが多くの時間を過ごす学校施設に関しましては、新しい学校の建設整備をはじめとして、エアコン設置や照明設備のLED化改修など、限られた財源のなかで、優先的に財源の確保に努め、順次整備を図っているところです。
 該当の中学校の外壁の塗装剥がれや正面玄関石段の破損等に関しましては、まずは安全性等を考慮してこの夏休みに外壁タイルの一部の修繕を予定しています。その他玄関等につきましても早急な対応が求められる課題と認識してはおりますが、一方で全ての課題を一度に解決することは困難なため、安全性等への影響が大きい箇所から順次対応し、その後長期的な維持管理計画に基づいて段階的に修繕工事を実施してまいります。

 ご指摘いただきました貴重なご提言も参考とさせていただき、地域社会における重要な拠点である学校において、成長過程でもっとも多感な時期を過ごす子どもたちが、より良い環境で学校生活を送ることができるよう、より一層学校施設の整備・充実に尽力してまいりますので、今後ともご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

問合先

学校運営課(電話:0125-28-8043)

受付日

令和7年7月30日