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滝川の市内バス(中央バス)廃止の件で、『2025年度市内バス廃止』の決定に驚きました。人材不足とのことで滝川市の人口もここ16年の間にかなり人口が減り、いまや4万人を切っております。ますます人口が少なくなり、更に高齢者人口が増えていくと思われ、今後の市民の暮らしがどのように保たれていくのか心配になりました。
医療におきましても人材不足といわれている状況で市立病院の対応もかなり切迫しているのか緊急の受け入れを制限せざる負えない状況のようです。受診される方の中には、市立病院に来院されても診てもらえずほかの病院を受診し、結局再度市立病院に緊急手術のお願いをするといったケースは少なくありません。市内バスに関しましては、何とか継続していただける形をお願いしたく存じます。
市民の足がなくなると、買い物にいけなくなり経済の活性化も滞ってしまいます。市の存続のためにもぜひともよろしくお願いいたします。全国的に高齢化がすすむ時代となります。近年は医療DX化もすすみオンラインでの診療が増えていますが、今すぐに対処しなければならないケースも多く、対面でなければ診療できない場合もあります。そのためには市民の皆さんが町の行き来をしやすくできる環境を可能な限り実現していただきたく存じます。
この度は市内のバス路線の運行に関しまして、貴重なご提言を頂戴し心より御礼申し上げます。
滝川市内では、現在、複数のバス路線が運行されており、そのうちの一路線であります「滝川市内線」は、令和7年3月末をもって現在の運行事業者様(北海道中央バス株式会社様)による運行が終了することとなりました。
運行事業者様からは、モータリゼーションの進展や人口減少による利用者の減少、昨今では、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う大幅な利用者減少による収支状況の悪化、さらに、乗務員不足、車輌の老朽化といった課題が年々深刻化し、全社的にバス路線の見直しを進めている非常に厳しい状況であると伺っております。
「滝新線」につきましても、昨年12月から平日ダイヤが減便となりましたが、運行事業者様と共に路線の存続に努めてまります。
また、「滝川市内線」につきましても路線の機能確保は必須であり、極めて重要な課題です。本市としましては、最大限努力して、地域住民の皆様の足を必ずや、守ってまいります。
ご指摘のとおり、地域公共交通は市民の皆様の生活を支える重要な機能であり、この度の滝川市内線をはじめ、必要な機能の確保に向けては、引き続き、運行事業者様と共に鋭意、検討を進めてまいる所存です。
企画課(電話:0125-28-8004(直通))
令和6年1月16日