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今年のお正月気分は、元日の午後に入ったニュースで吹き飛んでしまいました。令和6年能登半島地震は多くの死者、安否不明者、そして避難者を出しました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。お正月をご家族と迎えるために帰省し、団らんの最中、このたびの地震によって命を奪われた方もいらしたことと思います。神も仏もいないのかと目を疑ってしまいました。同じ雪国に住む者として、厳しい寒さの中で避難を強いられている方々のことを思うと胸が締め付けられます。
滝川市としても被災地への支援を検討する中、現地ではまだまだ混乱が続いているものと思われますので、まずは義援金をお送りしたいと募金を始めました。ぜひとも皆様のご協力をお願いいたします。
そしてこの地震を対岸の火事とすることなく、滝川市の防災体制を今一度確認しようと考えております。避難所や備蓄の品は十分なのか、再度見直しを進めます。市民の皆様にご協力いただき北海道地域防災マスター取得を目指す研修会も行っておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
また、1月2日の羽田空港での痛ましい事故にも驚きました。このことで、日頃から避難訓練をいかにしっかりと行うことが大切かを皆様にも教訓としていただいたと思っております。
市民の皆様とともに、被災された方々の一日も早い生活再建と被災地域の早期の復旧・復興を願いたいと思います。
広報たきかわ2月号に掲載した市長コラムを掲載したものです。