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はじめに

ページID:0002697 更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

 滝川市では、みなさまの生活環境の改善と河川や池などの身近な自然を守るために、公共下水道の計画処理区域以外でも、水洗トイレの使用や雑排水を併せて処理できる施設として『合併処理浄化槽』を設置する個別排水処理施設整備事業に取り組んでいます。

合併処理浄化槽

 水洗トイレからの汚水と、風呂、台所などから出る雑排水を「併せて」きれいな水にする施設です。

この施設は、適切な維持管理を行うことにより、すでに整備されている公共下水道と同程度まで汚水をきれいにすることができます。

 浄化槽の中には、たくさんの種類の微生物(バクテリアや原生動物)が住んでいて、主にこの微生物が汚水をきれいな水に変えています。ですから、これらの微生物が活発に働けるように、働きやすい環境を整えてやらなければなりません。

 微生物の中には、常に一定量の空気を必要とするものがいますので、送風機(ブロアー)により空気を送ります。また、微生物が汚水を分解した残りかす(汚泥)は、年に1回以上専門の清掃業者によって引き出す必要があります。(この事業では市が管理します。)

 こうした適切な維持管理を行うことで、合併処理浄化槽は公共下水道並みの高度な処理ができるようになり、きれいな水を身近な自然に返すことができます。

施設全体の概要と負担区分

 合併処理浄化槽の設置場所は、宅地内となります。したがって、浄化槽の設置用地は、市に無償で貸していただくことになりますが、浄化槽本体の設置工事および維持管理は市が行います。

 皆さまには、分担金および浄化槽使用料(維持管理費)を負担していただくことになります。

 また、排水設備の改造、設置、維持管理と放流管の設置、維持管理は個人で行うことになります。

対象とする区域

 公共下水道事業の計画処理区域以外の、市内全域の一般住宅の敷地を合併処理浄化槽の設置対象区域とします。

設置と管理に伴う費用

分担金

個別排水処理施設整備事業に必要な費用の一部に充てるため、利益を受ける方に負担していただくものです。その分担金の額は、設置される浄化槽の規模ごとに定められています。

使用料

浄化槽の維持管理は市が行いますので、その費用の一部に充てるため、浄化槽の使用者から排水等の量に応じていただくものです。なお、浄化槽には、必ず送風機(ブロアー)がつきますが、その電気代は別途個人負担となります(概ね1か月1000円程度)。

水洗トイレなどの改造費用

 トイレの改造費や家屋から浄化槽までの排水管および放流管を設置する費用です。排水管の延長や便器の数によって金額に相違があります。

 また、水洗トイレの改造費用には、公共下水道と同じく貸付制度があります。