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滝川駅周辺地区再生整備事業について
基本構想の策定について
滝川駅周辺地区については、中空知地域の交通結節機能を有しており、令和5年度よりスタートした「滝川市総合計画(2023-2032)」及び「滝川市立地適正化計画(令和5年3月)」において、新たな都市機能の導入や賑わいが期待される重要な地区として位置付けられる一方、空きビル等の増加や建物の老朽化が進み、過去の賑わいが失われつつあります。
そのため、本市では、駅周辺地区を新たな「滝川の顔」として再生することを目指し、魅力ある地区形成に向けた整備を推進するため、令和5年度において「滝川駅周辺地区再生整備基本構想」を策定しました。なお、本構想では、駅周辺地区の現状や課題を踏まえつつ、将来ビジョンや取組の展開方針を整理するとともに、具体的な整備方針として、駅周辺地区内に「整備地区」と「再生拠点」を設定し、導入すべき都市機能や整備手法等を整理しました。
<検討経過>
・ 令和5年 6月 2日 滝川駅周辺地区再生調査検討支援業務発注(契約先:株式会社ドーコン)
・ 令和5年 8月23日 基本構想策定に係る検討業務の概要及びスケジュールの公表
・ 令和5年11月21日 滝川駅周辺地区再生整備基本構想策定検討に係る中間報告の公表
・ 令和5年12月 1日 旧スマイルビルの全所有権取得
・ 令和6年 1月29日 滝川駅周辺地区再生整備基本構想(原案)の策定
・ 令和6年 2月13日 滝川駅周辺地区再生整備基本構想(原案)におけるパブリックコメントの実施(2月29日まで)
・ 令和6年 2月29日 滝川市中心市街地活性化協議会との意見交換
・ 令和6年 3月29日 滝川駅周辺地区再生整備基本構想の策定/公表
基本計画の策定について(令和7年3月24日更新)
令和6年3月に策定した基本構想を踏まえ、令和6年度において、旧スマイルビル及び旧バスターミナル、旧トピアビル、旧小林ビルに整備する具体的な機能や規模、配置、事業手法などを定める「滝川駅周辺地区再生整備基本計画」の策定検討を進めました。
<検討経過>
・ 令和6年 4月 1日 滝川駅周辺地区再生整備基本計画策定等支援業務発注(契約先:株式会社ドーコン)
・ 令和6年 4月15日 基本計画に係る策定事項及び策定検討フローの公表
・ 令和6年 6月13日 市民ワークショップ第1回「居場所づくり会議」の開催
・ 令和6年 6月27日 市民ワークショップ第2回「居場所づくり会議」の開催
・ 令和6年 8月 8日 滝川市中心市街地活性化協議会との意見交換
・ 令和6年 8月21日 滝川駅周辺地区再生整備基本計画策定検討に係る中間報告の公表
・ 令和6年 8月22日 市民ワークショップ第3回「居場所づくり会議」の開催
・ 令和6年 9月 2日 民間活力導入可能性調査(公募型サウンディング調査)の実施(9月30日まで)
・ 令和6年 9月 9日 Webアンケートの実施(10月11日まで)
・ 令和6年 9月25日 市民ワークショップ第4回「居場所づくり会議」の開催
・ 令和6年11月19日 滝川市中心市街地活性化協議会との意見交換
・ 令和6年11月21日 滝川駅周辺地区再生整備基本計画策定検討に係る中間報告の公表
・ 令和7年 2月 3日 滝川駅周辺地区再生整備基本計画(原案)の策定
・ 令和7年 2月12日 滝川市中心市街地活性化協議会との意見交換
事業の一旦停止について
基本計画の策定検討を進めるにあたり、市全体に係る将来的な財政見通しの検討も同時に進めてきたところでありますが、滝川市立病院事業の急速な経営悪化によって新たな財政支援が急務となり、その財政支援に係る財源が滝川駅周辺地区再生整備事業の財源として見込んでいた基金による対応が必要となったことから、当該基金の見通しが不透明になったため、将来的な財政見通しが予測できない状況となりました。
こうした状況を踏まえ、基本計画策定中における滝川駅周辺地区再生整備事業について、令和7年1月20日の政策決定により「事業を一旦停止」するとの判断に至りました。
<一旦停止する業務の詳細>
・ 基本計画の策定
・ 旧スマイルビル、旧バスターミナル、旧トピアビル、旧小林ビルに係る土地整備、調査、設計(基本設計・実施設計)、工事(建設・造成)及びそれらの発注手続き
・ 国の各種補助金・交付金制度の申請
・ 旧トピアビル、旧小林ビルの取得協議
▼資料ダウンロード |
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・ 滝川駅周辺地区再生整備事業にかかる財政見通しについて(令和7年2月18日公表) [PDFファイル/174KB] (本資料に関する問合せ:総務部(Tel:0125-23-1234)) |
今後の取り組みについて(令和7年3月24日更新)
令和6年度に策定検討を進めていた基本計画については、原案に留め、令和6年度末の策定を見送ることとし、事業再開時において、必要に応じて原案の見直し検討を行いつつ、パブリックコメント等の手続きを実施した上で、策定を目指すこととしました。
本事業の一旦停止につきまして、事業の早期着手、拠点整備を心待ちにしていた皆さまのご期待に応えることができず深くお詫び申し上げるとともに、基本計画の策定検討にあたって、アンケートやワークショップにご協力をいただきました市民の皆さま、サウンディング調査やヒアリングにご協力をいただきました民間事業者の皆さま、意見交換にご協力をいただきました各団体の皆さまには心より感謝を申し上げます。
なお、駅周辺整備については、滝川駅周辺地区再生整備事業を一旦停止している期間においても、滝川市総合計画及び滝川市立地適正化計画が目指すまちの将来像に向かって、滝川駅周辺地区における課題解決に向けた取組を進めていきます。
<令和7年度事業概要>
・ 様々な視点による整備手法の検討
・ 旧中央バスターミナル取得協議の継続と当面の利活用検討
・ 基本構想が定める将来ビジョンや取組方針、取組の展開方針に基づく事業検討
・ 低未利用物件の機能更新に向けた補助支援の検討
・ 旧スマイルビルの安全管理に関する取組
▼資料ダウンロード |
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・ 令和7年度に実施する駅周辺整備について(令和7年3月24日公表) [PDFファイル/6.5MB] |