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北方領土返還要求運動
択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島からなる北方領土は、父祖伝来の地として受け継いできたもので、いまだかつて一度も外国の領土となったことがない、我が国固有の領土です。しかし、終戦直後にソ連軍により北方領土は不法占拠され、島民は島を追われ、この状態はソ連が崩壊しロシアとなった現在も続いています。戦後、我が国は一貫して、北方領土の返還をロシア(ソ連)に対して要求し続けています。1956年、日ソ共同宣言が署名され、両国間の国交が回復されてから60年以上が過ぎていますが、返還の見通しは立っていません。
北方領土問題の解決は、日ロ両国間の最大の懸案事項であり、日ロ間の真の関係改善のためには、北方領土問題を早期に解決し、平和条約を締結する必要があります。そのためには、国民一人ひとりがこの問題について正しく理解し、国民世論を盛り上げ、政府の外交交渉を支援していくことが大切です。そのため、滝川市では、北方領土について理解と関心を高める各種の啓発事業を実施しています。
北方領土の面積
択捉島 | 3,167キロ平方メートル |
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国後島 | 1,489キロ平方メートル |
色丹島 | 249キロ平方メートル |
歯舞群島 | 95キロ平方メートル |
合計 | 5,003キロ平方メートル |
北方領土返還要求運動のシンボルの花「千島桜」
このシンボルは、公益社団法人北方領土復帰期成同盟が北方領土返還要求運動のシンボルの花として公募し、北方四島に分布する「千島桜」をデザインしたものです。
2月7日は「北方領土」の日
北方領土返還運動の盛り上がりを図るため、政府は、1981年(昭和56年)1月6日の閣議了解により、毎年2月7日を「北方領土の日」とすることを定めました。
2月7日は、1855年(安政元年)伊豆下田において日魯通好条約が調印された日です。この条約によって、日本とロシアの国境を択捉島とウルップ島の間と定められ、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島が日本の領土であることが国際的にも明確にされたのです。
滝川市の主な取組について
主な取組 | 日時 | 内容 | |
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署名コーナーの設置 | 令和6年8月1日 ~ 令和6年8月31日 |
北方領土の早期返還の実現に向けて、市役所1階お知らせコーナーに署名コーナーを設置しました。 ご協力ありがとうございました。 署名者数 904名 |
【令和5年度】
北方領土返還要求運動強調月間
~
令和5年8月31日
ご協力ありがとうございました。
署名者数 933名
主な取組 | 日時 | 内容 | |
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署名コーナーの設置 | 令和6年1月21日 ~ 令和6年2月20日 |
北方領土の早期返還の実現に向けて、市役所1階お知らせコーナーに署名コーナーを設置しました。 ご協力ありがとうございました。 署名者数 920名 |
団体関係
機関、団体名 | アドレス |
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北海道(北方領土対策課) | https://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/hrt/index.html<外部リンク> |
公益社団法人 北方領土復帰期成同盟 | http://www.hoppou-d.or.jp/<外部リンク> |
公益社団法人 千島歯舞諸島居住者連盟 | http://www.koueki.jp/disclosure/ta/chishima-ヘクタールbomai/<外部リンク> |
独立行政法人 北方領土問題対策協会 | https://www.hoppou.go.jp/<外部リンク> |