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ふるさとだより39号
ふるさとだより
東京滝川会 第39号
平成15年2月発行
冬のしばれにも負けず・・・。
「第7回 全道雪中綱引大会」
優勝めざして 干支のひつじも、一所懸メェ~!
祝 紅白歌合戦出場
滝川市出身 藤本 美貴さん
滝川市出身で昨年デビューした藤本美貴さん(ミキティ)が大晦日恒例の「紅白歌合戦」に初出場しました。滝川市出身者としては初の快挙です。
藤本美貴さんは中学校(明苑中学校)まで滝川で育ち、高校生になってから「モーニング娘。」のオーディションを受け、最終審査で落選したものの、プロデュ―サーの「つんく♂」の目にとまり、歌手としてのレッスンを受ける一方で、テレビ東京の「新美少女日記」にレギュラー出演。昨年3月に「会えない長い日曜日」でデビューし、現在まで4枚のシングルをリリースしています。ソロ活動のかたわら、後藤真希さん、松浦亜弥さんとのユニット「ごまっとう」にも参加しており、昨年リリースしたシングルはオリコンで上位にランクインしました。今春には5枚目のシングル発表も予定されており、そのほかテレビやラジオ出演、雑誌のグラビア撮影や新曲キャンペーンなど今年も更なる活躍が期待されています。
彼女の夢は「生まれ育った地元でのコンサートの開催」で、ふるさと滝川の活性化のために会員の皆様方にはぜひ応援をお願いいたします。
故郷(ふるさと)は恋人
東京滝川会会長 高宮 行男
新年おめでとうございます。
皆さん、お元気で、新しい夢に向かって、力強く「一歩前へ」と進んでいらっしゃると思っています。
「東京滝川会」も、創立10周年を迎えることになりました。
滝川市長さん始め、市の関係職員の皆さん、在京の会の役員、会員のかたがたのご尽力のおかげです。
会員も、約400名前後で、推移しています。もろもろ感謝いたしています。
私はよく「お前、滝川に関心をもっているね。」と聞かれることがあります。
「それは故郷で、私の恋人だもんね。」と答えます。問答は、極めて簡明であります。
かつて、軍隊の予備士官学校の同期生で、鯨岡兵輔という人がいます。ご存じの方もいらっしゃると思いますが衆議院議員をして、衆議院副議長をなさったこともあります。
彼が、84才になったとき、1冊の本を書かれました。『84才!くじら丘だんらん一番地に住んでおります』という題の本を、送ってくださいました。その中に大見出しで、「故郷を忘れちゃあいけないよ」という章がありました。
彼らしくて面白いなと思いました。ご紹介申しましょう。
江戸っ子だから、その調子で書いていらっしゃいます
故郷を忘れちゃあ いけないよ どんなに 偉くなったって
子どもの時に 甘えた おっかさんの ふところが忘れられないように
故郷は忘れられるもんじゃあないんだから
まるで きれいに忘れて思い出すことさえないみたいに
偉そうに ふるまっちゃあいけないよ
そりゃ 本当じゃあないんだよ それが 背伸びって いうものなんだ
それじゃあ いつか苦しくなるよ
無理しないで 思い出してごらんよ 故郷を
泣けてくるだろうよ そして 安心できると思うよ
まるで ちいさい時 おっかさんに抱かれたときみたいに
それが故郷というもんだよ
駄目だよ
故郷を忘れたんじゃあ
彼らしく、人間らしく、純粋でいいなぁと思って引用させていただきました。
先日NECの社長さんが就任のご挨拶にお見え下さいました。
その時のお話の中で、今一番大変なのは「半導体の進歩のスピードが早くなったことだ。今までは、3年位のサイクルであったが、今や1年足らずになった。これに追進する技術革新と闘っている」といってらした。
世の中が、グローバルになって、変革しています。
続いていってました。「もう組織の変革だけでは、生きていけない。皆んな〈個人が変わらなくては〉」と強調していました。
林芳男市長さんは、今年ご退任になられて、3期12年の職責を全うされるそうです。
そのご業績をどんな言葉で讃えたらよいのでしょうか。
ただご苦労様でした。本当に有難うございましたとお礼を申し上げます。
そして、滝川には「石狩川ルネサンスの森」が限りなく成長して残っていくことでしょう。
林市長さんの、今後の御健康とご活躍とを心から祈り上げます。
新年を迎えて
滝川市長 林 芳男
新年明けましておめでとうございます。会員の皆様には、ご壮健にて希望と期待とさらには新たな決意で平成15年の新春をお迎えになられたことと心から祝意を表しますとともに、新しい年が皆様にとりましてより良い年となりますことを心からご祈念申し上げます。
さて、昨年は国際情勢に緊張感が漂う中、朝鮮民主主義人民共和国との国交正常化交渉も停滞し、国内では不良債権処理とデフレ対策にも明確な方向も示されず、多くの課題が山積みとなり、とりわけ地方自治体にとりましては、厳しさを増す財政事情の中で、自らの力で何ができるかを見極め判断し、希望の持てる新しい時代を切り開いていく決意が求められる新年を迎えました。
昨年滝川市におきましては、健康と環境を考えるまちづくりを目指して、市民の皆様との「協働のまちづくり」を提案して参りました。その中で、健康に関しては、見晴デイサービスセンターの新設や老人保健施設の増床が進みました。
環境に関しては、「緑とエコ」サポーターネットが設立されて、「石狩川ルネサンスの森」の整備に取り組まれる中、昨年7月には東京滝川会を代表し、高宮会長に当森での記念植樹に参加協力していただいたところでもあります。
またさらには、「環境を考える市民会議」が新たに発足し、活発な活動が展開されると同時に市民会議の提案に基づき、新年1月1日をもって環境都市宣言を行うことができました。また、暮れには、「たきかわホール」がリニューアル・オープンとなり、広く市民の芸術・文化の創造と芸能活動の拠点としての発展と中心市街地の賑わいの回復に貢献されることが期待されます。また、これらの施設の多くは関係団体や市民の皆様方の自主的な運営管理を基本としており、まさに「協働のまちづくり」の成果といえるものであります。
一方、新年度からは、いよいよ循環型社会を目指し、ダイオキシン対策を踏まえた新しいゴミ処理施設や体制も整いますし、地域コミュニティセンターや公民館などの自主運営も促進してまいります。さらに、教育施設では、「滝の川市民プール」が昨年11月に完成し、科学的にも効果が注目されている流水プールを導入し、レクリエーションや学校授業も含めた水泳教育の場としてさらには効率的な水中運動のできる健康体力づくりの場として大いに利用していただけるものとオープンに期待しているところでもあります。
いずれにいたしましても、今後のまちづくりには、市民の皆様の理解と協力がより重要であり、激動と混迷の続く厳しい時にこそ、共に知恵を出し合い力を結集する努力が一層求められます。今年もまた前途に希望を掲げ住みよいまちづくりを目指し、勇気と決断をもって行動して参りたいと考えますので、故郷を離れてご活躍されている皆様方には引き続き郷土の豊かなまちづくりに、より一層の力強いご支援・ご声援をお願い申し上げますとともに、皆様方のより一層のご発展を心からご祈念し、新年のご挨拶といたします。
平成14年7月6日
高宮会長と東京滝川会記念植樹
ふるさとの出来事
環境第一! 生ごみを肥料にレビオポスト
~家庭用生ゴミ処理機、処理後の堆肥をどうしていますか?~
1月16・17日に開催された「ベンチャープラザ全国大会」に北海道地区の代表として株式会社レビオ(滝川市)が「レビオポスト」の出展及びプレゼンテーションを行いました。
「レビオポスト」は1台で約20世帯に対応できる生ゴミ処理能力がありポスト内で処理された生ゴミは、約3ヵ月ごとに回収し二次処理を行って肥料や土壌改良剤になります。
株式会社レビオではこの肥料を滝川市の産業クラスターの一つである「新農業未来塾」会員の畑に使用し、「安全で安心」な野菜を「レビオポスト」を利用している家庭に供給・販売する事も目的の一つとしています。
この「レビオポスト」は従来の生ゴミ処理機とは違い、処理後の堆肥の活用方法や、堆肥で栽培された野菜の生ゴミもまた堆肥化するシステムを確立している点が大きな特徴です。
また、町内会単位やマンション単位の家庭系の生ゴミをターゲットのひとつとしているのも特徴で、現在、札幌や旭川のマンションで稼動しており道内において確実に実績を伸ばしています。
お問い合わせ先
〒073-0042
北海道滝川市泉町1丁目1番21号
株式会社 レビオ
代表取締役 高瀬 勝
電話 0125-23-6660 Fax 0125-23-6658
e-mail:info@rebio.co.jp
クラッシャー1号
全国大会優良賞 滝川工業高等学校
北海道代表として工業クラブ全国大会へ出場した滝川工業高校の空き缶などのゴミ破砕機「クラッシャー1号」が沖縄県那覇市で開かれた全国大会において3位にあたる優良賞に選ばれました。
この機械は、投入口の下部に付けた鋼製の回転刃で空き缶や使用済みペットボトルなどを破砕し体積を数分の1にして、輸送、再利用しやすくする装置です。
大会では全国各地から選ばれた10校がそれぞれ15分以内で研究成果を披露し作品の完成を競い、同校は「リサイクルや環境問題をよくとらえている」と高い評価を受けました。
クラッシャー1号は今後も改良が加えられ、今春には滝川市役所で展示、実演される予定です。
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平成15年1月末現在 399名
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