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マイマイガについて

ページID:0001742 更新日:2023年11月27日更新 印刷ページ表示

マイマイガ幼虫の画像1
成長した幼虫(5月下旬~7月中旬    

マイマイガ成虫の画像2
成虫(7月下旬~8月下旬)

マイマイガの発生と防除について

マイマイガが大量に発生していて、7月から8月は成虫及び産卵の時期にあたります森林で成長するため根本駆除は困難ですが、生活環境保全と翌年の発生を抑制するために駆除に取り組む必要があります。以下ではマイマイガの生態と駆除方法について紹介します。

マイマイガの生態

マイマイガは概ね10年間隔で多発し、ウイルス病などの流行により普通1~3年で終息に向かうと言われています。

出現時期は8月~翌年5月。夏に産みつけられた卵は、冬を越し翌年の5月ころ幼虫になります。扁平な固まり状に産卵し、薄茶色の鱗粉で覆います。鱗粉及び卵に毒はありません。

幼虫

出現時期は5月~8月。孵化直後から糸を吐き、風によって移動します。成長すると体長は6cmほどになります。初期の幼虫の毛には毒があり、触れるとかぶれることがあります。夜行性のため昼間は葉の裏などでじっとしています。7月初旬ころにサナギになり、7月下旬ころに羽化します。

成虫

出現時期は7月~8月。成虫の寿命は7~10日間と短く、産卵を終えると死にます。色はオスが茶褐色、メスが白色。体長はオスが2~5cm程度、メスが5~10cm程度。水銀灯の明かりや白っぽい外壁、シラカバ、ヤナギ、カラマツ等の木を好みます。オスは日中活発に飛び回りますがメスはほとんど飛び回りません。成虫に毒はありません。

マイマイガの駆除

マイマイガの駆除方法を以下に紹介します。

卵の駆除

卵には薬剤の効果は期待できません。はぎ取って燃やせるごみに出すか、土を5cmくらい掘って土中に埋めてください。削り落したまま放置すると翌年孵化する場合があります。はぎ取る方法として、角型のペットボトルを輪切りにして利用すると効率的です。また、ガムテープやロール式カーペットクリーナーなどの粘着テープで卵をはぎ取る方法もあります。

幼虫の駆除

孵化してから体長1cm程度までの幼虫時は、農薬のDEP乳剤、MEP乳剤、エトフェンプロックス乳剤のほか一般的な殺虫剤も有効ですが、幼虫が大きくなるにつれ効果が薄れます。農薬等の扱いについては使用方法を厳守するなど、取扱には十分に注意してください。初期の幼虫に触れるとかぶれることがあるので注意が必要です。

成虫の駆除

夜間に消灯するなど屋外の光を抑えると集まりにくくなりますが、防犯上の配慮も必要です。成虫に薬剤の使用は効果が薄いようです。手袋をして直接手で集める方法が有効です。その際、鱗粉が舞い上がるのでマスクも必要です。手の届かない場所の駆除には、ホースで放水する方法もあります。集めて燃やせるごみに出してください。

パンフレット

マイマイガの生態・被害・防除[PDFファイル/2.73MB]

このページについてのお問い合わせ

滝川市市民生活部くらし支援課環境衛生係
〒073-8686 滝川市大町1丁目2-15
電話番号:0125-28-8013(直通)
ファクス番号:0125-24-0154

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