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たきかわ菜の花
滝川市は約30年前ナタネ栽培が盛んになり、現在では日本有数の作付面積を誇ります。
開花時期の5月中旬~6月上旬には、丘陵地を彩る鮮やかな黄色の花を見るため、国内外から多くの観光客が訪れます。
滝川市内最大のイベントとなる「たきかわ菜の花まつり」では、メイン会場となる菜の花畑会場に展望台を設置するほか、イベント会場では、地元の飲食店によるグルメフェアも開催されます。
当日は各会場を結ぶ「菜の花バス」や、菜の花畑を周遊する「菜の花タクシー」が運行し、北海道感動の瞬間(とき)100選にも選ばれた滝川市の美しい菜の花を存分にお楽しみいただけます。
2024たきかわ菜の花まつり~丘陵地に咲く菜の花~
「たきかわ菜の花まつり公式サイト」はこちら<外部リンク>
「菜の花」や「ナタネ油」を利用した「特産品」について
滝川市の菜の花畑で栽培されたナタネから搾取したなたね油を利用した加工品や、食用の葉の花も多数販売しております。
滝川市でのナタネ栽培は、平成元年から2年度にかけて現在の「北海道中央農業試験場遺伝資源部」が行った適応試験をきっかけに、平成11年頃から栽培面積が拡大し、現在では日本有数の作付面積を誇ります。
菜の花自体は観賞用ではなく、油の原料となるナタネを取るための農作物として栽培されているものが中心ですが、「雪割りなばな」の名称で評判の食用として栽培されているものもあります。
連作障害を避けるため、菜の花畑は毎年畑を変えて植栽します。それゆえ、毎年違った菜の花畑の景観を楽しめます。
菜の花について
滝川市の菜の花は観賞用ではなく、油の原料となるナタネを取るための農作物として栽培されているものが中心となります。それゆえ農家さんが大事に育てている農作物となりますので畑の中に入ることはせず、マナーを守って観賞してください。
ここでは、菜の花の作付について、ナタネについて説明します。
たきかわ菜の花まつりの歴史
滝川では平成12年を境にナタネ栽培面積が拡大しました。その中で菜の花を観光に活用しようという動きが加速し、たきかわナタネ生産組合が中心となって、現在の菜の花まつりの原型となる「第1回菜の花フェスタin丸加」が開催されました。当時は単日開催のイベントで、入込客数は約1,300人ほどでした。
その後、イベントの規模が次第に大きくなり、平成23年には生産組合に加え、市、観光協会、JAなどが主体となる「たきかわ菜の花まつり2011」が開催されました。
以降、年々増加する観光客の皆様へこれまで以上におもてなしをするため、菜の花の開花状況に合わせイベント当日を含んだ一週間を「菜の花ウィーク」とし、メイン会場に展望台を設置してお迎えしております。現在では国内外から10万人を超える方々が観光で訪れるようになり、滝川市を代表するイベントに成長しております。